サロン経営の基礎知識

オーナーの号令はもういらない!デキるサロンミーティング4つのルール

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小さな美容室のためのミニマル経営術をご覧いただきありがとうございます。

このブログサイトの運営をしていますサロン経営のパーソナルトレーナー 伊藤護といいます。

 

サロン経営のパーソナルトレーナー伊藤護の自己紹介

 

このブログでは、サロン経営者として経営改善を図っていこうと考えているあなたに、

 

効果的なミーティングのやり方をテーマにした記事を書いていきます。

 

思い当たること、ありませんか?

  • いつの間にか自分だけ喋っていて、その後のサロンワークに与えている効果に自信がない
  • 演説会のごとくいつの間にか自分だけが喋っている
  • スタッフに発言を求めても、いつの間にか自分だけが喋っている
  • 報告されてくる事項にいちいち弁解がくっついてくるので、結局いつの間にか自分だけが喋っている
  • 意見を求めて話し合いをしても発言する人間は決まっていて、会議参加への積極性にムラがある

 

 

いつの間にか自分だけが喋っている問題

 

 

長の任に着いて人前で話す。

 

最初から慣れている人はそう多くありません。

 

 

 

 

 

心がけて、参加スタッフが発言する機会を

 

設けようと試みるのはいいんですが・・・。

 

 

 

ただし、やり方を間違えてしまうと、、、

 

 

 

 

「あなたの演説会」

 

という名のミーティング。

 

 

さらに拍車がかかってしまうかもしれません。

 

 

 

「誰かのせい」にするのって実は・・・あなたのせいかもしれません。

 

 

参加スタッフからの発言を促すもっとも簡単な方法に、

 

「報告」業務があります。

 

 

 

 

例えば前回のミーティングから

 

今回のミーティングまでの業績報告。

 

スタッフの技術レベルの進捗状況。

 

それぞれ分担している業務の報告。

 

 

各部門からの発言が進むとなんだか、

 

「会議っぽい」雰囲気漂います。

 

 

 

しかし、ここでの報告・・・

 

最初から、あえてオーナーのあなたの耳に

 

障るような、調子の悪い報告を積極的に

 

してくるスタッフは

 

どのくらいいるんでしょうか。

 

 

 

 

「今期は客単価がいつもより

【ちょっと】下がっていて。」

 

 

「アシスタントの〇〇さんの

ブローのテスト、

【以前に比べてなかなかよかった】

んですけど、

もう少し営業で様子見て・・・。」

 

 

「清掃チェックは【化粧室周りは

綺麗にできていたんですが】

バックルームの私物が・・・」

 

 

 

本来サロンワークからの実績に対する評価というのは

 

(数字で表されるもの以外)

 

「現場」

 

「その時に」行わないと、

 

なぜそうだったのか、原因の検証も

 

曖昧になりやすいものです。

 

 

何が原因なのか曖昧になっているものを

 

進んで、「私のせいです!」と

 

報告できるスタッフばかり

 

ならいいですが。

 

 

 

 

なんとなくオーナーのあなたの

 

お耳汚しにならないよう、

 

聞こえのいい報告を促すだけに

 

なってしまっているのであれば

 

 

 

最後は、

 

「それは〇〇が影響してのこと。改善していこう。」

 

 

 

 

経営者であるあなたが原因を追求して、

 

やはり結局は

 

「あなたの演説会」が続いていくことになります。

 

 

 

「どっちでもいいんだけど・・・」が言いにくい。

 

 

参加スタッフからの発言を促すうえで

 

次に代表的な方法として、

 

「この件について、みんなはどう思う?」

 

 

「順番に意見を聞く」というのがあります。

 

 

 

タイムスリップして学生時代の授業風景、

 

思い出してみてください。

 

 

 

 

 

「この時の主人公の気持ち、わかる人いるかな?」

 

あなたもふくめ教室にいる全員の手は挙がったでしょうか。

 

 

「43×37=? わかる人ー???」

 

合っている気がするけど、不安で挙げなかった手はなかったでしょうか。

 

 

 

 

オーナーのあなたが

 

「この件について、みんなはどう思う?」

 

 

で感じている「この件」について。

 

 

 

正直、同じ水準で「問題だ」と思っている

 

スタッフって何人いるんでしょうか。

 

 

もちろん中には、自分の考えを表明する

 

参加スタッフもあるでしょうが、

 

「どっちでもいい。」(「オーナーが決めてくれればいい」)

 

というスタッフも一定数いるということ。

 

 

 

 

そういうスタッフまで巻き込んで

 

「順番に意見を聞く」にこだわる理由は、何でしょうか。

 

 

ミーティングの目的に立ち返る

 

すぐに実践できるミーティング改善術

  • 開始時刻と終了時刻を先にアナウンスし、それを厳守する
  • オーナーは司会進行をやらない
  • 報告業務は次期目標に関してのみ。かつ誰の目でも確認できるものに限る。
  • 意見は発言する意志がある者にのみ、発言させる

 

一見ドライな感じがしますが、

 

この施策だけで、まずミーティングの時間は

 

大幅に削減できますし、

 

目標設計とそこに向かうスタッフ内での役割分担が

 

はっきりします。

 

 

 

 

個別に面談するという方法ではなく、

 

あえて全員が集まってミーティングをする目的。

 

 

 

 

もちろんオーナーの演説を聞かせるためではないし、

 

 

 

「気合いを入れていこう!」でもないし、

 

 

 

「全員で大反省会」でもありません。

 

 

ただひとつ。

 

「全員の行動を明確にする」です。

 

 

 

 

 

ミーティングが終わった時にそこに参加した全員が

 

「私は、ここからここまでを来月のミーティングまでに」

 

「僕は、その進行を水曜日と日曜日にチェックする」

 

「おれは、その2人のお手伝いをする(だけw)」

 

 

になっていれば、

 

それこそ全員でミーティングに参加したということ。

 

 

 

いかがでしょうか。

 

あなたのサロンのミーティングの、

 

ひとつのバロメータにしてみてはどうでしょうか。

 

 

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ではまた!

 

 

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