小さな美容室のためのミニマル経営術をご覧いただきありがとうございます。
このブログサイトの運営をしていますサロン経営のパーソナルトレーナー 伊藤護といいます。
サロン経営のパーソナルトレーナー伊藤護の自己紹介
このブログでは、サロン経営者として新規集客促進を図っていこうと考えているあなたに、LTVという考え方について解説していきます。
2000円あげるので、1万円いただけますか
くれるわけないですね 笑
なんて冗談はさておき。
でもこれ実は、
「初めてのお客様に限りカット+カラー10000円のところ、8000円で進呈します!」
同じことを言っているって、わかりますか?
新しいお客様を獲得していく上で、サロン広告でよく見かけるフレーズ。
なぜ20%オフなんでしょうか?
50%だとやりすぎだからでしょうか?
10%じゃお客様来なそうだからでしょうか?
あなたの基準は?
まさか、、、
「なんとなく」
だったりはしていませんか?
2人の見込客
今あなたのサロンの前に、美容室を新たに探している見込客が2人います。
A.
ひとりは、以前のサロンでは7年間、だいたい1ヶ月半に1度ヘアカラーとカットで美容室を利用していた人。
B.
もうひとりは、通うサロンも決まらず、早くても半年、空くときは1年に1度(バッサリ)カットで美容室を利用していた人。
実際にはあり得ないことですが、
もしあなたが3万円払えば、このいずれかのお客様があなたのサロンに初来店の機会をくださいます。
サロンオーナーのあなたは、どちらのお客様に3万円払って初来店の機会をいただきますか。
もし、とっさに、「それはもう明らかに前者の方がいい!!」
そう思ったのであれば、その根拠は、なんでしょうか。
ヘアサロンにおけるLTVの考え方
LIFE TIME VALUE の頭文字をとってLTV。日本語では「顧客生涯価値」と訳すのが一般的。
先の例で、「それはもう明らかに前者の方がいい!!」と思った根拠を説明してくれる考え方です。
計算の仕方は、一般に
LTV = 年間来店数 × 客単価 × 利用継続年数
で算出します。
先ほどの例に倣えば、
見込客A.
7年間、だいたい1ヶ月半に1度ヘアカラーとカットで美容室を利用していた人
7年間 × 8回(年間来店数)× 10000円(カット+カラー単価)= 560000円
見込客B.
早くても半年、空くときは1年に1度(バッサリ)カットで美容室を利用していた人
1年間 × 1.5回(年間来店数)× 5000円(カット単価)= 7500円
3万円払ってきていただくお客様、どちらがいいかはこれで一目瞭然ではないでしょうか。
この考え方をサロン全体で応用することで、
あなたのサロンの「新規さまに限り○%OFF!!!」キャンペーン。
経営視点で見て適切なのかどうかの判断がより、鮮明にできます。
長くご愛顧いただくための施策はありますか
いずれにしても、
年間来店数 × 客単価 × 利用継続年数 で算出されるLTV。
もちろん、高い方がいいものです。
年間来店数 >>> つまりリピート率の向上
客単価 >>> そのまま客単価の向上
利用継続年数 >>> ???
あなたのサロンではどんな施策が実現できるでしょうか。
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ではまた!
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